こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、高橋ツトムさんの漫画「残響」をご紹介します♪

高橋ツトムさんは、ドラマ化もされた「スカイハイ」が大好きでした♪

 

残響は、人の生き方を問う逃走劇!!

無気力で何も感じず日々を過ごしていた主人公。
元ヤクザの老人により、彼の心に変化が現れる…!

エログロ要素を含むヒューマンドラマが好きな方にオススメ♪

漫画・残響-ネタバレ

ある工場町に住む一人の男が、
部屋で生気を失った目で
横たわっていました。

 

男の名は智。

 

茹だるような暑さの中、
ピクリとも動かずに
ただ一点を見つめています。

 

(猛暑なのに年々暑さを感じなくなる―)

 

(体がちゃんと生きていないからか…)

 

そんなことを考えていると、
壁からドンという音がしました。

 

隣に住む老人の瀬川が
ボールを壁に投げつけ、
智を呼ぶのです。

 

これは、毎週水曜のデイサービスが
ある日に行われるのでした。

 

瀬川は床に伏しており、
話し相手として智を呼んでいたのです。

 

何の用だと聞く智に、
瀬川は何か欲しいものはないかと尋ねます。

 

今日は智の誕生日だから、と。

 

そして、瀬川はこう続けます。

 

「オレは来年はいない。
今年祝ったろうと思ってな。」

 

その言葉を聞いた智は、
真意を尋ねます。

 

瀬川は末期ガンでした―。

 

「押し入れ、開けてみろ。」

 

瀬川の言われるままに
押し入れを開けると、そこには…

 

頭蓋骨がポツンと置かれていたのでした。

 

それを見ても驚かない智に、
瀬川はある頼みごとをします。

 

封筒の中に500万入っている。

その金をやるから俺を殺してくれ、と。

 

瀬川は元ヤクザで、
今までに3人の命を奪っていたのです。

 

俺みたいな男が、病で死ぬのは贅沢だから、
ひと思いに逝かせてくれと頼んだのです。

 

そして、骨の奥に置かれていた銃を
智に渡したのでした。

 

何故そんなことを俺に頼むんだ、
と智が尋ねると、瀬川は

 

「おまえは弱い者を攻撃する男だ。
性根が卑しいんだよ。
だからな、オレを殺って金を手に入れて、くだらねぇ人生を変えてみろ。」

 

と言ったのです。

瀬川を殺す決意をした智

水曜日のある日のことです。

瀬川が投げるボールの音が、聞こえません。

 

智が部屋を尋ねると、
そこには衰弱した瀬川の姿が
ありました。

 

その姿を見た智は、
遂に瀬川を殺すことを決意します。

 

銃を手に取った智。

 

「おっさん、オレ…
この先どうしたらいい?」

 

銃の重み、これから人を殺すという
緊張感、今後のこと…
智は強ばった表情で瀬川に問いかけました。

 

すると…

 

「そうだな、お前にその気があるなら、オレの殺した三人の遺族に、
香典でも払ってきてくれ。」

 

瀬川はハアハアと苦しそうに答えました。

 

「わかった、行くよ。」

 

たらり、と智の顔に冷や汗が流れます。

 

「けど、義理堅いんだね。」

 

カタ…カタタタ…

 

智の持つ銃が
小刻みに震えていました―。

 

「ああ、昭和の男なんでな。」

 

ククク…

 

「「ハハハハハハハハハ!!」」

 

二人が狂気じみた
笑い声をあげたその時

 

ジャキッ

 

ドン

 

一発の銃声が
空に鳴り響いたのでした。

漫画・残響-ネタバレ感想

瀬川を殺した後、
智は瀬川の遺言通りにヤクザの元へ
香典を渡しに行きます。

 

しかし、智は殴られて
監禁されていまいます。

 

そこで智は謎の美女と出会い、
その美女の手助けによって
脱出することができます。

 

しかし、その美女は本当は
男性だったのです。

 

彼女はどこか謎めいた雰囲気で…。

 

一方、ヤクザたちは再び
智の命を狙おうとします。

 

果たして智は無事に
3人の香典を届けることが出来るのか?

 

そして謎の美女の真相は一体!?

 

智が全てに対して
冷めてしまった原因は
一体何だったのでしょうか。

 

バイト先でチンピラに絡まれ、
されるがままであった智ですが、
瀬川を殺すことによって強気な態度に変わっていきます。

 

「怖いものしらず」になった智の
今後の行動が楽しみです!

 

是非続きを読んでみてください♥

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

 

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