こんにちわ!
サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、漫画「怪人X~狙われし住民~」をご紹介します♪

 

怪人X~狙われし住民~は、近隣住民問題に着目を置いているサスペンス!

転勤により、引っ越してきた主人公。
しかし、その家の近隣には厄介な住民が住んでいて…

身近でもあり得るお話で、他人事には思えない物語です。

漫画・怪人X~狙われし住民~-ネタバレ

閑静な住宅街の一角で、
犬の鳴き声がしました。

 

ワンワンと鳴く犬に、
飼い主の女性は肩を震わせて
鳴くのを止めさせようとしています。

 

「お願いお願い、鳴かないで…。」

 

すると、鍬を持った老婆が
女性の家の前にやって来て―

 

「ワンワンワンワン
うるさいんだよっ!!
出ていけっ消えろっ!!」

 

ガンッ

 

暴言と共に玄関のドアを
強く叩いたのです…。

 

「殺せ―死ねっ!!!」

 

ガンガンと鳴り響く、ドアを殴る音。

 

そして、遂に中に居た女性の精神は

 

「ヤメテエエエエエエエエッ!
アアアアアアアアアアアア!!」

 

崩壊してしまったのでした。

 

そんな住宅街に
新たに引っ越してきたのは、
君塚夫妻。

 

彼らは夫の転勤を機に、
この地にやってきました。

 

二人は引越し屋に荷物を頼むことなく、
自身の乗用車に積んで
ここまで来たのでした。

 

車に積まれた
荷物の山を見た夫は、
ため息を吐きます。

 

すると、妻は

 

「だから全部引越し屋さんに
任せようって言ったじゃない。」

 

と嫌そうに言いました。

 

息子の直人がいるから
私は手伝えないのに、と。

 

しかし、夫は引越し屋に頼むと
値段が張るため、大物だけ頼んで
後は自分たちでやるほうがいいと、引越し前は思っていました。

 

ハァハァと、息を荒げながら
荷物を運ぶ夫を横目に、妻は

 

「…何も見てないのよ、アナタは。」

 

と冷たく言ったのでした―。

 

すると、その時…

 

「ここにお引越しですか?」

 

高山と名乗る男が、
二人の前に現れたのです。

 

高山は、和美町会の役員をやっており、
二人の様子を見て、自分も引越しの
手伝いをしようと言ってきたのです。

 

遠慮する夫を横目に、
高山は荷物をヒョイと持ち上げ、
軽々と運んでいきます。

 

次々と荷物を運ぶと…
ようやく全ての荷物を
家に入れることが出来ました。

 

「ホントに助かりましたよ。
とても一人じゃ今日中に
終わらなかった…。」

 

お礼を言う夫に、
高山はその場を去ろうとします。

 

すると、妻が飲み物を買ってきたから
少し休んではどうかと言います。

 

一休みすることにした三人。

 

ゴブゴブと、勢いよくジュースを
飲む高山を見た夫婦は、
腕の太さに目が行きます…。

 

「…それにしても
すごいパワーですね、この腕の太さ!」

 

二人が聞くと、高山はスポーツジムの
インストラクターをやっていると
言いました。

 

お二人もいかがですか?
と他愛もない話をしている内に
時間は過ぎ…

 

「さて…と
じゃあ私は失礼します。」

 

困ったときは
いつでも言ってください。

 

そう言って、名刺を渡した高山は
家を出ようとしました。

 

すると、

 

「あ…それと…」

 

先程の笑顔とは異なり、
表情を曇らせこう続けました。

 

「平山さんっていうおばあさんが
一人で住んでるんですけど
ちょっと難しい人なんでね、なるべく気をつけたほうがいいですよ。

 

と言ったのです…。

 

高山を見送るとき、
夫は誰かの視線を感じました。

 

視線の先を見ると、
そこには無精髭を生やした
小汚い男がこちらを見ていたのです。

 

(なんだアイツ、気持ちわるいな…)

 

不気味に思いながらも、
夫は特に何も言わずに
家に入っていったのです。

平山の正体は?

後日、夫が仕事に出かけると、
妻は引越しの挨拶に行くことにします。

 

高山が言っていた、
平山の家に伺うと…

 

眉間に皺を寄せた、いかにも性格の
悪そうなおばあさんが出てきました。

 

妻が引越しの旨を伝え、
つまらないものですが…
と包みを渡すと、

 

バシッ

 

妻の手から包みを毟り取り、
中身を探るように
ガサガサと振り出したのです!

 

「フン…タオルかい。

売るほどあるわ…。」

 

嫌そうな顔を剥き出しにすると、
妻が抱いている子どもに
目を向けました。

 

「…子ども騒がせないでよ。
ここはね、昔はすごく静かだったんだ…」

 

睨みつける平山。

 

「私はね、うるさいのが
大嫌いなんだよっ
騒音は人権侵害だからねっ!!」

 

言いたいことを言うと、
バシャッと戸を締めたのでした。

 

ひと仕事終えた妻が、
フーとため息を吐いていると…

 

「あなたそこに
越してきた方ですか。」

 

スーツを来た男性が
声をかけてきました。

 

男性は佐田と言い、
平山の隣に住んでいるとのことです。

 

妻は挨拶をし、包みを渡そうとすると

 

「気をつけなさいね。
この平山のババアには…
壊されますよ。」

 

佐田の表情は憎悪そのものでした。

 

「え…何を」

 

冷や汗をかきながら
聞き返す妻に、佐田は、

 

「精神を…ウチの妻のようにね…
あいつは悪魔だ…悪意の固まりだ…」

 

そう言ったのでした。

漫画・怪人X~狙われし住民~-ネタバレ感想

佐田さんの奥さんが、
精神を壊してしまったように、
君塚さんの奥さんも壊してしまうのでしょうか。

 

現時点では、高山さんが心強い存在ですが、
何だか裏がありそうな
気がするのは私だけでしょうか?

 

ご近所付き合いは難しいですが、
一人暮らしのお年寄りは特に厄介ですよね…

 

ましてやこんなに暴力的だと、
子どもが少しでも泣いただけで
襲って来るのではと心配になります。

 

君塚夫婦の今後が気になります。

 

続きは是非読んでみてください♥
わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

 

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