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サイト運営者のりんごです♪

家事と育児の息抜きに、
こっそりマンガを読むのが毎日の楽しみ♥

 

今回は、漫画「緋い初夜〜家畜同然に売られた女の復讐〜」をご紹介します♪

 

緋い初夜〜家畜同然に売られた女の復讐〜は、地獄に落された女性の復讐物語!

一族で、平和に暮らしていた少女。
しかし、戦争により地獄に突き落とされていく・・・。

原題でも問題視される、女性への差別・偏見について描かれています。

漫画・緋い初夜〜家畜同然に売られた女の復讐〜-ネタバレ

あるところに、隊商(キャラバン)の隊長と
一夜を過ごす、娼婦がいました。

 

彼女は、目から下を装飾された布で覆っているも、
美しい顔立ちであることが、わかりました。

 

キャラバンの隊長は、
彼女にここの土地の人間でないだろうと
言われます。

 

そして、彼女にこんな掃き溜めに
埋もれるには惜しいと、言いました。

 

すると、彼女は・・・

 

「あら、そんなのこの界隈には星の数よ。
目的のために自ら掃き溜めに
身を投じる子もいるんだから。」

 

と言いました。

 

彼女も、その一人でした。

 

「面白そうだな、聞かせろ。
寝物語にちょうどいい。」

 

隊長がそう言うと、
彼女はふふ、と笑いながら
自身の話を始めたのです。

 

それは、遠い遠い場所からきた、女の子の話。

少女の名は、ラジアといいます。

 

彼女は旅先の案内人の娘で、
彼女には、兄と弟と妹がいました。

 

弟妹思いのラジアは、
食事の時も弟と妹に率先して、
食べ物をあげていました。

 

旅先から、父が帰ってきた時。

 

「旅の途中で酷いものをみた…」

 

と言い、その時の出来事を話し始めます。

 

大の男が女を取り囲み、
暴行を働いていたのです。

 

「売女め!一族の恥さらしが!」

 

殴られた少女は、
道を訊かれただけだと否定しますが、
少女の声は届きませんでした。

 

「女のくせに色目を遣いやがって!
地獄へ堕ちろ!!」

 

一人の男が、大きな石を振り上げ…

 

ガッ!!

 

少女めがけて振り下ろすと、
少女の体は動かなくなりました。

 

父は、女性にまつわる悪しき因習だと
肩を落として話したのでした。

 

それを聞いていたラジアは…

 

「お父さん…私も?」

 

不安に駆られるラジアに、
父は頭を撫でて優しく言いました。

 

「そんなことするものか。
家族みんなが、私の大事な宝物なのだよ。」

 

父はラジアに、
常に清く正しく在りなさい、
と話します。

 

ラジアは父の言葉に頷き、
笑顔を見せました。

 

幸せに暮らしていた少女、ラジア。

 

しかし、ある出来事から、
彼女は地獄へ突き落とされるのです。

 

ある日、ふたご山の一族が
旅道を明け渡せと、言ってきました。

 

盗賊を討ち、嵐を読み、
命をかけて、旅道を開拓したラジア一族…。

 

祖先の誇りと、砕身の証を
奪わせるわけにはいかない。

 

そして、族長であるラジアの父は

 

「戦争だ」

 

と言ったのでした。

ラジア達の運命は?

戦争を決意した、矢先のことです。

 

皆が寝静まった夜更けに、
ふたご山の一族が夜襲にきたのです!

 

ラジアの父は、女と子どもは
ひとつに固まっているように言うと、
戦いに向かったのでした。

 

しかし、それが最後の父の姿でした。

 

そして、ふたご山の一族は、
古の作法に倣って、
和解の契りを交わすべきだと言います。

 

その契りとは、
族長の娘であるラジアを、
ふたご山の嫡子へと、嫁に差し出すことでした。

 

父が亡くなった今、
兄であるサーディクが後継人として、
決断を迫られることとなりました。

 

涙を流し、嫌だと訴えるラジア。

 

しかし、女ひとりと、一族の存亡を
秤にかけることはできませんでした。

 

「ラジア、いけ」

 

俯きながら、そう言うサーディク。

 

そして、こう続けました。

 

「おまえがいかなきゃ、
俺の次はクルトだ。
わかってくれ、頼む…。」

 

ラジアを助けたところで、族長となった
兄のサーディク・そして弟のクルトが、
父と同じように殺されてしまう。

 

終わることのない連鎖を断ち切るためには、
ラジアが犠牲になるしかありませんでした。

 

そして、ここからラジアの地獄の人生が、始まるのです。

漫画・緋い初夜〜家畜同然に売られた女の復讐〜-ネタバレ感想

この後ラジアは、家畜の世話や家事や、
男の性の捌け口として
ボロボロになるまで使われます。

 

それから1年、ラジアの夫である
シャーヒドが、帰ってくることとなります。

 

彼が帰ってきたら、
少しは私の扱いもマシになるのでは、
と思ったラジアでしたが、そんなことはなかったのです。

 

シャーヒドは婚礼を挙げる前に、
ラジアの純潔を確認したのでした。

 

純潔でないとわかるやいなや、
ラジアを閉じ込めて殺そうとします。

 

ラジアは必死に牢の土を堀り、
逃げ出すも途中で、意識を失ってしまうのでした。

 

そして、目を覚ますと
目の前にシャーヒドがいたのです。

 

そして、一族への恥辱だと
耳と鼻をそぎ落とされたのでした…。

 

鼻を隠すように
装飾された布を被る女…。

 

そうです、キャラバンの隊長と
夜を過ごした娼婦こそが、ラジアでした。

 

そして、この隊長こそが
ラジアの夫である、シャーヒドだったのです。

 

ラジアは、シャーヒドに
復讐をしにきたのでした。

 

娼婦はラジアかな?とは思っていましたが、
まさか隊長がシャーヒドだったとは…。

 

少し驚きです。

 

今も尚、女性に対する差別や
偏見が消えませんね。

 

この物語は、女性の現状がよく
描かれている作品だと、思いました。

 

わたしは、スマホ電子コミックで読みました。

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